
「夢もやりたいことも特にありません。」
この言葉、この考え方をしている若者で今、世の中は溢れかえっている。
今回は、そんな私と同年代の夢のない若者について、少し言及してみたいと思う。
何故、夢がない若者が増えたのか
私の知るうちで、夢がない人には決まって共通点がある。
それは、「やれることの中からしかやりたいことを選んでいない」ということ。
私はスポーツ、トレーナー業界の人間なのでここからはそこをベースに話を展開することになるが、どの業界でもこれは共通の問題だと確信している。
ほとんどのケースで若者が夢を持つ上での障壁になっている、この問題。
この記事を読んでいる大人の皆さまは心当たりがあるのではないだろうか?
「夢や目標なんてないし・・・」
普段からそう考えている人は、この記事で少しでも考えが変わってくれると嬉しい。
「現実を知る」ということ
まずはそもそも、何故夢が持てなくなるのか。何故、「やれることの中でしかやりたいことを選ばなくなる」のか?
昔は、そうではなかったはずだ。
夢はなんですか?と聞いたときに、子供の頃なら「サッカー選手になりたい」、「パイロットになりたい」などの言葉が出てきていた人がほとんどだろう。
学生時代もそう。大学や専門学校への入学時は、ほとんどの人が大きな夢と希望を持っているものだ。
しかし、歳を取るごとに「無理だ」と思い、諦める。希望を抱いていた学生は、卒業時にはその夢を捨て、なんとなく就職してしまう。
この間に、どのような思考が原因で夢を諦めてしまうのか。
大きくは2つに分かれる。
①夢を叶えられる可能性が低い(狭き門である)と感じ、追い求めることをやめる。
②夢の仕事、やりたいことで十分な収入が得られないと考え、他の稼げる仕事を探す。
この2つの理由が、夢を諦める理由の90%以上を占める。(数字は筆者の感覚であるが…おおよそ外れてはいないだろう)
これを人は「現実を知る」ことと呼ぶのだ。
しかし私は、人が夢を諦めるのを見るのがそれ以上ないくらいに大嫌いである。
そんな人が生まれないためにも、諦めていた夢への熱を再燃させるためにも、これから先はその解決策、というか考え方について進めていこう。
最も現実的な、夢の叶え方
私の周りには、夢を諦めずに社会人になっても追い続けている人間が大勢いる。その人達から考え方を学べば、自ずとそうなれるはずである。
夢を追い続けるために必要なこと、それは至ってシンプルだ。
環境と、稼ぎ口である。
スポーツ選手は稼げないから。トレーナーは稼げないから。狭き門で、なれる見込みさえないから。こんな固定観念を持っているから諦めざるを得ないのだ。
この2つさえ正しく手に入れることさえ出来れば、誰もが自分の本当にやりたいことを追い続けることが出来るのだ。
ここで言う環境と稼ぎ口とは、どういうことなのか。
①夢を叶えていけるだけの人脈、繋がりがある環境
②夢を持ち続けることを肯定し、サポートしてくれる環境
③やりたいことに専念出来るだけの収入を得る稼ぎ口
あとは簡単だ。その3つが揃う場所に飛び込んだらいい。
これらさえ揃う場所を手に入れられたら、あなたは一生夢を追い求めることが出来るのだから。
アスリートを続けるのにも資金力が必要で、スポーツ関連の仕事をするのにも稼ぎがないと続けられないのは当然だ。
夢の足を引っ張り、挫折させる環境にいる必要なんて1つもない。まずは夢を追い続けることが出来る環境を手に入れるのが最優先だ。
最後に伝えたいこと
私が現在進めていることは、「スポーツビジネスを通じて周りの人間がやりたいことで稼いでいける環境づくり」である。
将来の話をしているときに、暗い顔をしている私達世代の若者があまりにも多すぎる。
将来の話なんて一番楽しいはずなのに、だ。
スポーツ業界には華があり、社会を明るくするだけの力がある。だからこそ、私達が誰よりも明るい将来を見ている必要があるのだ。
この記事を読んで何か行動を起こす、或いは私達に関わり始める、などのアクションを通じ、将来を考えてワクワクが止まらない若者が増えることを切に願っている。
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