【ぶち当たる壁は、分厚さも違えば、高さも違う、壁の名前までもが変わって来る。いろいろな壁を壊して来た人が、たくさんの景色を見ることができる。】

単身ニュージーランドへ乗り込み、世界の分厚く、強固な壁をぶち壊すために日々トレーニングを行なっている徳田光希選手

しかし、いくらラグビー世界最強の国ニュージーランドとはいえ、社会人ともなると、レベルは高くとも、収入はないのが現状である。

収入がなく、競技人生を諦めざるを得なくなる人は沢山いる。
徳田選手は今ラグビーの高い壁とともに、お金というもう一つの高い壁の存在に気づき、戦っている。

選手であり続けたいからこそ。
だからこそ身につけなければいけないものがある。
彼だからこそではないが、彼には特にである。
いつ命を落としたり、選手生命の寿命が来て、収入を得ることができなくなるかわからない。

芸能人で陸上10種競技で日本一になっても、市場が小さく、お金にならないことで諦めざるをえな苦なり、芸能界に入った人もいるほどだ。

若いから関係ない、別にいいのではない。
若い時だからこそ、今のうちにたくさん学ぶべきである。

 

国が貯金ではなく、投資・運用を行うようにと、静かな舵きりを行っている今。
彼のような人が勉強をしていなければ、必ず出会うのが「詐欺」だ。
詐欺師たちは今もなお増えている。
「無知な国民」を餌に。
詐欺師も悪い。
確かに悪い。
しかし、勉強していない「無知な国民」も悪い。
一昔前はお金を潤沢に持っている人が、ターゲットとして多かったが、今ではお金の潤沢さよりも、無知であるかどうかがキーポイントになっている。
「無知な国民」が嘆くという結果は当たり前にもたらされているのだ。

だからこそ必要なのは、稼ぐための努力と稼ぎを守る知識である。

彼は、今大切なことに気づき取り組み始めている。

アメリカ(メジャーリーグ)でもそうだが、選手時代にたくさんの運用を行い、選手引退後の生活のために、きちんと「稼ぐ」・「守る」・「殖やす」を行っている。

彼は、今の若さでそれを知り、取り組むための環境を手にいれた。
彼のようにただ競技に一生懸命になるだけでなく、競技のための将来設計だけでなく、生活の将来設計をしっかり行えるようなアスリートが今後の日本にどれだけ増えるかが、日本の競技力向上につながる鍵の一つなのではないだろうか。

アテネ五輪で競泳で日本人で初めて入賞した選手もこう言っている。
「一度輝いたアスリートは、引退しても輝き続けなければならいない。それは、輝いている選手を見ている子供たちのためである。引退した後でも輝くことで、子供達に夢を与えることができる。」

アスリートが引退した後に、輝きを失うことはよくあること。
それはメディアにもてはやされている側面も持っているが、何より大きな大会に出場し、注目を浴び、子供から大人までの期待を一身に背負い活躍したからこそ。
憧れの対象になったからこそである。

アスリートでの輝き方。
セカンドキャリアでの輝き方。

人によっては同じように輝くこともできる。
人によっては全く輝かなくなってしまうこともある。
人によってはアスリートの時より、セカンドキャリアの時の方が輝いていることもある。

それぞれで何が違うのか。
同じなのかもしれない。

アスリートもセカンドキャリアでの職も、全てビジネスであり、勉強し続けなければいけないものであるという共通点がある。

徳田選手は若いうちに気づき行動を始めた。
彼が世界を股に掛けて活躍し、選手としての人生を終えた時に、輝き続けることができるのか。

彼のように、どれだけの人が気づき、取り組むことができるだろうか。

早く気づき、取り組んでいる彼なら輝き続けることができるだろう。

非常に楽しみだ。

松村 朋大
若い世代だからこそ、金融教育が必要と感じ、現在活動中。 自分が学んだこと、環境をみなさんに伝えていきます。