稼げないアスリート・トレーナーが消える。〜時代が生んだ革新のシステム〜

-就業寿命。自分はいつまで働くのか。-

今の仕事何歳まで続けますか。
世間一般で言えば60歳かも知れないが、アスリート・トレーナーの世界ではどうだろう。
60歳まで現役。
もちろん不可能ではないと思うが、身体が資本の仕事ではなかなか難しいものである。

その要因として、まずそもそもアスリートもトレーナーもその道一本で飯を食っていける絶対数が少ない。
全員に平等に仕事と給料が与えられる訳じゃない。
アスリートの世界で言えばここ何年でプロと呼ばれ、十分に生活できるチームや会社が増えたか。
むしろ実業団だと経営不振でチームが廃部といったケースも少なくない。
絶対数は減ってきている。
ニュースポーツと呼ばれる新たな競技もメディアなどで取り上げられているが、マイナースポーツ選手の生活環境は厳しいものである。

トレーナーも同じである。
チームの数が変わっていなければ、トレーナーの需要ももちろん変わらない。
パーソナルトレーナーも一時の波にのり、次々とマイクロジムを立ち上げたものの、大きな視点で見ると日本の人口は減少傾向、そしてフィットネス人口も大きく変わらない中で需要が上がるのはブームの間だけ。
そのような中、トレーナーの数は今も増え続けている。

アスリートにしろトレーナーにしろレアカードにならないと必要とはされない。
その為に、その道一つで生き残るには専門要素をとにかく磨き続けるしかない、という考え方も大きな勘違い。
スペシャリストになることももちろん大切だが、好きなことだけしていて仕事ができるほど甘い世の中ではない。
本当にその仕事を全うしたいのであれば、それに必要な武器を身に付けないといけない。

-セカンドキャリア予想図-

少ない仕事を多くの人間で取り合っているような状態の2つの職業。
現状を考えると、60歳まで仕事をするという考え方は当然難しくなる。
となると年金が受給されるまでの期間をどう食いつなぐのか。
現役の期間の貯蓄で賄うのか、転職をするのか、方法は人それぞれあると思う。
今言った、引退から老後までの生活をどうするのかは正直どうあってもいい。

今回、私が書きたいことはその引退後の予想図を現役の間にどれだけの人間が考えているのかということである。
日本で活躍するアスリート、トレーナーでここまで考えているのは、ほんの一握りの中の一部だと思う。
目の前のことに精一杯、そして引退後に残ったものは生活には力不足な肩書き。
その時に初めて気づく、現役の時にやっていればと。
まさに手遅れ状態。
しかし、これが現実である。

ただ悪いのはアスリート、トレーナー自身ではない。
なぜなら、学校でもチームでも職場でもそのような教育が行われていないから。
つまり、そのようなことを考えるような機会がこれまでなかったのである。

-日本と海外のアスリートの比較-

今の時代、海外で活躍するアスリートは増えている。
もちろん海外のアスリートは国内の選手に比べて高い競技スキルを持っているが、それよりももっと大きな違いがある。
それは、経営・経済・金融の知識。
これは日本と海外の国の教育水準の違いも表している。

有名な例をあげると、サッカーの本田圭佑選手。
彼はアスリートでありながら、クラブの経営者でもある。
本田選手だけではなく、海外の選手で経営意識を持っている選手は他にもいる。
彼らは皆、セカンドキャリアを視野に入れながらプレーに打ち込む。
また、メジャーリーグでは自らファンド会社を立ち上げる選手も存在する。

-知識の差が生活の差-

海外のアスリートが上記のような行動が取れるのか。
それは圧倒的な「知識」と「環境」と「サポート」があるからである。
彼らは自分自身のファンド会社やファンドマネージャーにと共に資産の使い道を考える。
現役中からキチンと引退後を意識しながらプレーをして入れば、当然引退後に困ることはない。
しかし、これは日本には見られない光景である。

アスリートは引退すれば飲食店を経営。
トレーナーはセミナーや協会を運営。
この流れが何十年と続く。
今、説明した流れから抜け出したいと考える人は当然いるだろう。
その為には、「知識」「環境」「サポート」が必要になる。

Vos-Japanは過去から変わらない業界の流れから抜け出す為、アスリートやトレーナーが自分の力を最大限に発揮できるように最高の「知識」「環境」「サポート」を用意している。
だからこそ、学生を卒業してすぐにフリーランスとして活動、さらには学生のうちからフリーランスとして活動する人間が出てくる。
そして先日、アスリート・トレーナーの夢を応援するシステムが出来上がった。

-業界を革新する新たなシステム-

2月3日。
Vos-Japanのパートナー企業である株式会社sciから、これまでの業界を革新する【Block Shear Ⅹ】が発表された。
スポーツ業界、フィットネス業界などその道一本での考え方では100%生まれないものである。
業界を変えるという米澤の熱い思いとsciのもつ最先端のテクノロジーを掛け合わせたことで生まれたBlock Shear X。
この発表により、アスリート・トレーナーの業界が変わることは間違いない。

金子 東誠
パーソナルトレーナー兼鍼灸師。 トレーナーの世界に入り、自分の理想と現実のギャップを強く感じ、トレーナー・治療家・アスリートとスポーツに関わる方にとって幸せな環境づくりに力を入れている。またトレーナーとして、身体・心・経済の健康を支える。