連載「市場価値から見た、世界各国代表の見方と選手の価値、そしてそれらは一体どの程度勝利に影響を及ぼすことがあるのか」

4年に一度のサッカーの祭典。

FIFAW杯

 

4年間悔しい思いを胸に、戦い続け、成長し続けた選手たち。

さらに向こう4年という時間を待たないといけない選手たち。

4年間の集大成を感動というものでファンに見せてくれる選手もいました。

 

今大会は特に下馬評が覆ることが多い大会になりました。

ドイツ、スペイン、アルゼンチン、ポーランドなど

ランキング上位の代表チームがグループステージ敗退した今大会。

地元ロシア代表チームを筆頭にイングランドの若手中心のチームや日本のようなグループ最弱と言われたチームを中心に熱い戦いを繰り広げています。

往年のスターたちは次々に引退していき、監督・コーチとしてW杯の芝を踏み、次の世代へと夢を託します。

若く、名を知られていない選手たちが大活躍し、世界に名を轟かせている次世代のスーパースターたち。

どちらにとってもW杯は幼い頃から夢見てきた場所。

夢の場所で活躍し、さらなる高みへ登っていくでしょう。

さらなる高みとは、より強いチーム、より強いリーグ、より高い年俸、より良い成績・結果を求めることです。

より強いチーム・リーグというのはなかなか優劣つけがたいものを比べることになるので、判断は難しいが、より高い年俸・成績・結果というものは、誰がどう見てもわかる数字であり、自分自身の価値として測れるものです。

 

特に年俸というものは、自分の価値そのものになります。

サッカーを少し“ゲスく”考えた時。

サッカーにおいて、選手は、「勝利するために必要な人」であり、選手自身は勝利のために必要な商品として扱われます。

もちろん普段の扱いは人間として扱ってくれますが、移籍など市場が動く際には、一商品として見られます。

選手たちはサッカーにおいて必要なスキルをありとあらゆる形にして身につけ、勝利を収め続けることで、より高いところに登ることができます。

結果を残せない選手はどんなに体が元気であっても、引退・戦力外通告を受けます。

 

「選手」は「商品」である。

「商品」の価値のつけ方としては、誰にでもわかる方法として「値段」があります。

これほど価値を示すことができる数字は存在しない。

例えば、2018年1月ごろの世界TOP3位の年俸は、

1位…62億3000万円

2位…51億4000万円

3位…48億7000万円

(全て推定)

 

世界のトップの選手たちには、これだけの価値が示されています。

これほどの金額をかけたところで、これ以上の経済価値を生むことが期待され、さらにチームを高みへと連れて行ってくれるだろうという期待がこもっているからです。

 

日本代表も例外ではないです。

帰国した日本代表の選手たちをTOP3で見てみると、

1位…6億5000万円

2位…6億

3位…5億6000万円

(全て推定)

 

日本代表も一般の会社員の方と比べればかなりの金額をいただいているのですが、

世界のトップになるには、単純にあと10倍価値を示さないといけないことになります。

 

とてもではないですが、厳しい話ですよね。

 

チーム全体を見ても、面白いです。

 

日本代表のW杯のグループリーグ第1戦

日本対コロンビア

日本代表は全体で約100億円に対して

コロンビア代表は約1000億円。

チーム全体でもかなりの差があることがわかります。

実際の試合でも、日本は惜しいところまで行ったものの、2−3で1回戦負けてしまいました。

 

日本が世界的にみて下馬評が低いのはこう行った背景があると言えます。

これからW杯で活躍した選手たちの移籍などが注目されますが、ただ金額を見るだけでなく、どれだけの価値があるのか、という目線で注目しても面白いかもしれません。

 

試合が終わった今。

どのチームが優勝したのか。

チームの年俸が高ければ高いほど優勝に近いのか、

結果はいかがでしたでしょうか?

松村 朋大
若い世代だからこそ、金融教育が必要と感じ、現在活動中。 自分が学んだこと、環境をみなさんに伝えていきます。