ドリブル塾の「情熱ドリブラー」 森陰修平

「埼玉に、本気で熱い金髪の男がいる。」


森陰修平。彼の名前が全国に知れ渡るのに、時間は必要なかった。
R.W.Sドリブル塾代表の24歳。サッカーを人生かけて愛する男だ。

今、サッカー界で話題になっているこの男は、サッカーの「ドリブル」に特化して教えるスクール、その名も「ドリブル塾」を自らが指導しながら、運営している。

チームでもクラブでもない、「ドリブル塾

しかし、1度参加した者はみなリピーターになる。そして、1度森陰氏に会った人間は口を揃えてこう言う。「あんなに熱くて誠実な男は見たことがない」「本当に面白い方だ」

その理由と、魅力は一体どこから来ているのだろう。今回はそれを、取材を通して紐解いていこうと思う。

生い立ち


森陰氏を語るのに欠かすことが出来ないのは、「サッカー小僧」だった少年時代である。マラドーナに憧れてドリブルを磨くと決心したその時代、小学校にはリフティングをしながら登校し、1度でも落としたら家からやり直し、という自分ルールを持って過ごしていた。(当然上手くいかない日もあり、給食の頃に学校に着いたこともあるとか)

ドリブルに強いこだわりを持ち、所属チームでもファーストチョイスはまずドリブル。相手を自分の個人技で抜き、かっこよくゴールを決める。そんなサッカーに常に虜だった。

そんな芯が強い少年時代を送っていた森陰氏に、一つ大きな出来事が訪れる。

所属していたチームで、コーチと衝突したのだ。理由は単純、「パスを出さない」から。しかし、コーチと衝突したのでは、試合に出てプレーをすることも出来なくなる。チームのためなら、自分の好きなドリブルをやめた方がいいのだろうか。

思い悩んでいた森陰氏。それを救ったのは、他でもない親からの一言だった。

「他の全員が右に行くなら、自分は左に行くくらいの気持ちでやりなさい。」

その頃からだという。森陰氏の頭から、ドリブルをすること、そして自分の本当にやりたいことに突き進むことへの迷いが消えたのは。

自分の芯を常に持ち、駆け抜けた少年時代。そんな時代を経て、現在の森陰氏は固定観念に囚われない、自由な発想で生きる男である。

トレードマークの金髪



トレードマークの金髪にも、当然想いが込められている。

「固定観念に囚われたくないし、そう見られたくないんです。だって、金髪のインパクトがある兄ちゃんが礼儀正しく仕事をしていたら、魅力的でしょう?」

この言葉にも表れているが、森陰修平という男は、驚くほどに礼儀正しい。物腰も低く、常に相手を尊重した言葉を使うのだ。そしてそれは、子供に対しても同じだという。

「子供たちのことをお前だなんて絶対呼ばないし、~じゃね?なんで言葉遣いもしない。一人の人間として尊重して、言葉遣いも伝えていきたいんです。」

選手に対しての接し方


そんな森陰氏は選手に接するときは、3つの顔で接しているという。

」であり、「コーチ」であり、「近所の兄ちゃん」。この3つの顔を使い分けることが重要であるという。

ただサッカーを教えるだけではない。選手達を「輝く大人」にするために、「父」として人間性の部分。例えば普段の生活の中での、礼儀。そして「コーチ」としては技術だけでなく積極性や、考え方と在り方。それだけではなく、「近所の兄ちゃん」として一緒にボールを蹴るときは誰よりも笑顔ではしゃぎ、楽しむことを伝える。それが森陰流だ。

チームやクラブでなく、「ドリブル塾」と呼ぶ理由もそこにある。チームとして試合や大会を目指すと、勝ち負けにこだわってしまう。しかし、塾ならば、勝ち負けが絡まないため選手のチャレンジ精神を最大限に引き出し、尊重してあげられる。そして、特定のチームでない、様々なチーム、クラブの選手が分け隔てなく参加できる場所になる。

そうやって、「チャレンジ精神」や「積極性」を育むとどうなるのか。簡単に言うと、失敗に対して過剰に反応しなくなる。

「子供達で、失敗という言葉に過剰に反応する子が多い。保護者の方からは、『子供が授業中に手を上げて発表しているのを見てびっくりした。森陰コーチから失敗してもいいからチャレンジしよう、と教わったからだと言っていた』という嬉しい言葉もいただきました。大事なのはチャレンジする心を育むことなんです。」

ドリブル塾のこだわり


この半年間、森陰氏のドリブル塾は口コミのみで成長してきた。

様々なこだわりがあるが、その中でも特筆すべきは「夢ノート」であろう。毎回練習の際に、選手からは夢ノートが森陰氏のもとに提出される。しかしこれは、強制されていることではない。

「あくまで育てたいのは自主性です。選手たちには、書きたいことを書いておいで、と伝えてある。そのときの選手の心境を素直に知れるように。」

これにより、選手達とは密にコミュニケーションを取る形が出来ている。夢ノートを通して、多感で不安定な部分もある選手の心の機微を感じ取るためだ。塾の最中だけでない、その選手の生活に寄り添い、成長してほしいという願いだ。

さらに個人的に、このような拘りがあるという。

「月謝は必ず手渡しで、1件1件いただいています。その方が、こちらもよりお金をいただいているありがたみを感じ、モチベーションになるので。保護者と話すきっかけにもなりますしね。」

人との関係性を誰よりも大切にする、森陰氏らしいやり方だ。

これからの展望


現在は、埼玉県内の数カ所と、全国への出張ドリブル塾を活動として行っている森陰氏。
最後に、森陰氏のビジョンを聞くと、こう答えた。
「今は、埼玉すべての都市でR.W.Sドリブル塾を運営することを目標にしています。さらに全国規模でどんどん展開していけると嬉しいですね。そのためには多くのコーチが必要なのですが、そこは難しくて。熱い想いを持った、同じ志で動いてくれる仲間とでないと仕事は出来ないので。今探している最中です(笑)」

取材をしている間、終始熱さに圧倒されてしまうほど、熱い心を持った森陰氏。

昔の日本には人間性と勉学の教育の場、「寺子屋」が全国に広がっていたように、森陰氏のドリブル塾がやがて様々な場に燃え移り、「輝く大人」になる子供たちが増えることを切に願っている。

 

 

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島原 隼人
CHALCO堺筋本町店を中心に活動する「お米を食べて痩せられる」パーソナルトレーナー。 スポーツトレーナー、ライター、料理教室の運営、芸能活動など様々なジャンルで仕事をしている。 「好きなことを仕事に」をモットーに、周囲の仲間の夢を叶えるために日々活動している。